ArtNote/作家/徳力孫三郎
ARTIST

徳力孫三郎

1908 – 1995日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 徳力孫三郎の生涯 1908–1995

徳力孫三郎(「そんさぶろう」とも、1908–1995)は京都で活動した陶芸家。京都の西本願寺に連なる絵師を代々務めた徳力家の十一代・徳力祐雪の三男に生まれた。家の絵の伝統を継がず陶芸へ進み、官許のサロンの保守に抗した指導的存在で、のちに人間国宝となる陶芸家・富本憲吉に、また河村蜻山に学んだ。1947年、富本が官展系の帝展・日展の系統を離れた作家たちと興した、より独立してデザインを意識した陶芸・工芸の団体・新匠美術工芸会(のちの新匠会、今日の新匠工芸会)の創立会員の一人となった。戦後の数十年に同会に出品し、京都の二十世紀半ばのスタジオ陶芸の圏で、同じく陶芸を手がけ新匠の展に出品した弟・徳力牧之助(1910–1986)とともに活動した。作は国外の機関の収蔵にもあり、京都の陶工十人の作を収めた木箱入りの揃い「和光盃」の一つの小さな盃がスミソニアンの国立アジア美術館に所蔵される。以上を超える、出品歴・受賞・個人の作風の展開の詳しい記録は日本語・英語の資料でも乏しく、確かに広げるには京都の陶磁の専門の事典や図録での確認が要る。

美術運動

新匠会
戦後

富本憲吉らが興した陶芸・工芸の団体

徳力孫三郎から広がる系譜

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