ARTIST
谷口董美
1909 – 1964日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 谷口董美の生涯 1909–1964
谷口董美(1909–1964)は、昭和期の創作版画(創作版画)運動に連なる木版画の作家。複数の版画の収蔵の資料は、活動をおおむね1930年代から1950年代とし、作は阿波(現・徳島県)の主題、とりわけ文楽(人形浄瑠璃)の木の頭(かしら)や、阿波踊り(阿波踊り)の盆踊りの情景を軸とする。「阿波踊りA」や、三番叟や「阿波人形 御台」など人形の姿の版画を含む作が、徳島県立近代美術館の収蔵にあり、同館は1930〜40年代から1950年代初めごろのこの作家の作を記録する。谷口は、1939年に、日本の抽象の創作版画の先駆者・恩地孝四郎が興した小さな創作版画のグループ・一木会(一木会)が1944年から1950年代に断続的に刊行した折帖の連作「一木集」(文楽の人形の頭を扱う第六輯を少なくとも含む)に寄稿した。一木会の中核の会員には関野準一郎・畦地梅太郎・山口源らがおり、折帖の刊行のために谷口を含む寄稿の版画家を加えたとされ、恩地の導きのもとで活動した東京中心の創作版画の広い圏に谷口を位置づける一方、阿波の人形芝居・踊りへの独自の主題は、徳島・阿波の地域の文化との固有のつながりを示す。以上を超える確かな伝記は乏しく、確かな生地・一木会以外の師・出品歴・受賞は、あたった資料では裏づけられなかった。名は二次資料で異なる読み(谷口敏実など)で記されることもあるが、1909〜1964年に活動した阿波・文楽の主題の版画家という身元は、独立した資料で裏づけられる。
美術運動
創作版画
昭和
自画・自刻・自摺を旨とした日本の版画運動
作品例
阿波踊りA
版画
いま見られる展覧会
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