ArtNote/作家/第一作家同盟
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第一作家同盟

日本 出身日本

第一作家同盟(略称「D.S.D」)は個人ではなく、大正期の東京で活動した日本画(日本画)の絵画のグループの連合。1922年6月末、既存の五つのグループ——青樹社・高原会・蒼空邦画会・行樹社・赤人社——から集まったおよそ34名の作家の合同によって結成された。多くの会員は既成の院展(日本美術院)の系統を離れ、1920年代初めの東京の美術界に流れる社会主義・反権威の潮流に惹かれていた。連なる会員には、青樹社から太田聴雨・小林三季・佐藤日方・松島肇・吉川霊祥・真野満、高原会から村雲毅一・荒木留吉・田中一郎・玉村善之助らがいた。大正期の前衛の要の人物・玉村北斗も、1925年に興ったより急進的な連合・三科へ移る前に、この同盟に連なった。第一作家同盟は、「大正期新興美術運動」の歴史家におおむね、不満を抱く日本画家を、その後の年代に結晶する、より国際色を帯びた未来派・ダダに影響された前衛の圏へと導いた、短命で過渡的な集まりとして扱われる。正確な解散の時期・事情は資料でははっきりせず、集団としての代表的な「作品」は帰しえない。集団の連合であって単一の実作者ではないため、通常の意味の伝記(生地・修学・個人の出品歴)はあてはまらない。

美術運動

大正期新興美術運動
大正

反権威・前衛を志向した日本の美術運動

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