ARTIST
楠瓊州
1892 – 1956日本 出身日本
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■ 楠瓊州の生涯 1892–1956
楠瓊州(1892–1956)は大正・昭和期に活動した文人(南画)画家。広島県尾道に善次郎の名で生まれた。1906〜07年頃に京都へ出て、末期南画の名手・田能村直入の弟子である服部五老に南画と漢学を学んだ。1909年頃には南画家・江上瓊山に師事した。画法は富岡鉄斎に、また詩僧・良寛の隠者的で清貧な生き方を範とし、江戸の文人画の大家・浦上玉堂にも学んで着想を得たと伝わる。京都一帯で貧しく暮らしながら、絵画・書・篆刻、漢詩や和歌の制作にほぼ専念した。作風は生涯を通じて変化し、山水から始まり中期は静物へ、晩年は再び山水に戻って色彩豊かで表情ゆたかな画面へと向かった。この後期には洋画家の梅原龍三郎や中川一政の影響も受け、油彩・水彩的な彩色を南画に融合して新しい個性的な様式を模索した。生前は広く世に知られず、展覧会の成功よりも絵そのもののために描いた孤高の画家として、没後に評価が高まった。
美術運動
南画(文人画)
大正〜昭和
中国の文人画に学び、詩書画をひとつに、心のままの山水などを描く様式。
楠瓊州から広がる系譜
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