ArtNote/作家/市野長之介
ARTIST

市野長之介

1905 – 1987日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 市野長之介の生涯 1905–1987

市野長之介(1905–1987)は愛知県名古屋に生まれ、長く同地で活動した洋画家。1987年12月16日に82歳で没した。生誕110年を記念する回顧展「名古屋のフォーヴィスム 市野長之介」が2014年9月に名古屋画廊で開かれた。大正末から昭和初期の若い頃、地域の東海美術展の保守的・アカデミックな趣に飽き足らず、フォーヴィスムに連なるより近代的で色を主とする作風を求めた、名古屋の進歩的な画家のグループ・アザミ会に加わった。その画面は、抑えつつも表現的な色と形を特色とし、名古屋の戦間期の美術のフォーヴィスム的な地域の潮流を映す。市野は、日本の主要な在野の出品団体の一つ・二科会を主な舞台に公の経歴を築いた。1929年に二科展に初入選し、1935年に全関西洋画展で朝日奨励賞、1941年に二科展の会友賞を受け、1942年に二科会の会友に推された。1946年、戦後まもない日本の洋画界の再編のなかで、戦後の代表的な洋画団体の一つ・二紀会の創立会員となり、以後も同会で制作・出品を続けた。画家・市野英樹の父。市野に関する記録は画廊・展覧会の告知や作家名鑑にとどまり、まとまった学術の文献ではないため、正確な生地や師など一部は独立に裏づけきれない。

美術運動

二紀会
戦後

戦後を代表する日本の洋画団体

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