ArtNote/作家/奥野稔和
ARTIST

奥野稔和

日本 出身日本

奥野稔和は京都生まれの美術家で、正確な生年は資料で確認できない(種データの1939年ごろは未確認)。はじめ絵画を学んだのち、1964年ごろ写真へと関心を移した。1974年に関西を拠点とする前衛のグループ・パンリアル美術協会に加わり、1993年の退会まで同会に出品した。滋賀県の琵琶湖や、のちにドイツで撮った風景写真を、階調の反転(ネガ・ポジの反転)や引き伸ばしなどの技法で操作し、幻想的で異世界のような像を構築した。琵琶湖の眺めを「V」、ドイツの主題を「D」の記号に連番を付けて作を区別した。受賞歴には、1986年の滋賀県美術展でのグランプリ、1990年の現代版画公募での最高賞がある。1993年の大阪トリエンナーレの絵画部門でデュッセルドルフ市特別賞を受け、これを機にドイツでの研修につながった。1994年には第3回青木繁記念大賞展で石橋美術館賞を、第24回現代日本美術展で大賞を受けた。作品は兵庫県西宮の大谷記念美術館に所蔵され、同館が経歴と所蔵の情報を保つ。これらの出品・受賞の記録を超える、没年・具体的な学歴・師などは確かな資料で裏づけられなかった。

美術運動

パンリアル美術協会
戦後

関西を拠点とする前衛美術の団体

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