ArtNote/作家/ローバー・トーマス
ARTIST

ローバー・トーマス

1926 – 1998オーストラリア 出身オーストラリア
1850189419381982現在
■ ローバー・トーマスの生涯 1926–1998

ローバー・トーマス(1926年インド生まれ、2022年オーストラリアで没)は、オーストラリア先住民族アボリジナルの画家。本名はKukatja語でJoolama(ジュラマ)。幼少期に西オーストラリア州キンバリー地方に移り、以後その地に根を下ろした。1970年代後半、クンヌラ(Kununurra)近郊でアボリジナルの夢の時(ドリームタイム)に基づく歌・儀式・ダンスのサイクル「クリル・クリル」を絵画化したのが制作の始まり。土地・空・嵐・死といったキンバリーの風景と精神世界を、茶・黄土・黒・白の制限されたアースカラーを用い、鳥瞰的な平面構成と大胆なシルエットで描く様式を確立した。1990年にジャック・ブレマーとともにヴェネツィア・ビエンナーレのオーストラリア館代表に選ばれ、先住民族画家として初めてこの栄誉を得た。1994年にオーストラリア勲章(OA)受章。作品はオーストラリア国立美術館をはじめ各地の主要公共コレクションに収蔵されている。

美術運動

西部砂漠絵画/アボリジナル現代美術
1970年代〜1990年代

キンバリー地方の先住民族が伝統的な儀礼や土地との結びつきをアクリル・天然顔料で表現した、オーストラリア固有の現代美術運動。

作品例

Cyclone Tracy(1991年頃)
All that Big Rain Coming from Top Side(1991年)
Rover Thomas Country(シリーズ)
キャンバスへのアクリル絵画天然顔料・土絵具の使用鳥瞰的風景画儀礼的ナラティブ絵画

ローバー・トーマスから広がる系譜

ノードに触れると関係が表示・ドラッグ可
ジ
ジャック・ブレマー
ヴェネツィア・ビエンナーレで共同出展
ク
クリフォード・ポッサム・チャパルチャリ
1932–2002
アボリジナル現代美術の同世代の代表的画家
エ
エミリー・ケーム・カンワレイ
1910–1996
同国・先住民族を代表する女性画家

同時代の作家

エ
エミリー・ケーム・カンワレイ
1910–1996
同世代の先住民女性画家
ク
クリフォード・ポッサム・チャパルチャリ
1932–2002
西部砂漠絵画の先駆者
ル
ルシアン・フロイド
1922–2011
同時代の具象画家
フ
フランシス・ベーコン
1909–1992
同時代の表現主義的画家
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