ARTIST
室瀬春二
MUROSE Haruji
1911 – 1989日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 室瀬春二の生涯 1911–1989
室瀬春二(1911–1989)は主に東京で活動した漆芸家で、池袋の自宅が工房を兼ねた。輪島に由来する沈金(硬化した漆に文様を彫り、彫った線に金を沈める技)を専門とし、蒔絵の技にも通じた。作品は国立工芸館(東京国立近代美術館の一部、金沢)に所蔵され、生没年を1911〜1989年とする。室瀬は池袋で推理作家・江戸川乱歩の隣人で個人的な知り合いでもあり、室瀬が作った座卓が乱歩の旧居の一室に今も残り、立教大学が保存している。二人の交流を示す証しである。ただし美術史上では、室瀬は蒔絵で2008年に人間国宝(重要無形文化財の保持者)に認定された室瀬和美(1950年生)の父にして最初の師として最もよく知られる。和美は父の工房で見て手伝いながら育ち、沈金の技を直接学び、のちに東京藝術大学で松田権六・田口善国に正式に学んだが、漆の最初で最も大きな影響として父を挙げた。以上を超える、春二自身の出品歴・師・団体への所属・個人の受賞などは資料で確認できず、推測せず省いた。
室瀬春二から広がる系譜
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