ArtNote/作家/増村益城
ARTIST

増村益城

MASUMURA Mashiki
1910 – 1996日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 増村益城の生涯 1910–1996

増村益城(本名・成雄、1910–1996)は熊本県生まれの漆芸家。熊本市立商工学校の漆工科で漆芸を学び、卒業後は奈良の漆芸家・辻富太郎(永斎)に師事した。1933年に上京し、髹漆の大家で、のちに人間国宝となる赤地友哉の工房に入り、麻布や和紙を積層する乾漆の素地づくりと、髹漆の装飾技法を修めた。戦前は宮内省系の工芸展や日本漆芸院展に、戦後は日展や日本伝統工芸展に出品し、日本工芸会の中心的会員として活動した。丁寧な素地づくりと洗練された髹漆を組み合わせ、抑制のきいた近代的な形の作品を生んだ。1978年、髹漆の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。代表作に『輪華造彩漆鉢』がある。乾漆や籃胎などの技法を息子・増村紀一郎に伝え、彼も同分野で人間国宝となった。

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