ARTIST
髙橋春人
1914 – 1998日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 髙橋春人の生涯 1914–1998
髙橋春人(「高橋春人」とも表記、1914–1998)は、戦時の昭和期から戦後の数十年にかけて活動したグラフィックデザイナー・イラストレーター・ポスターの作家。1914年、千葉県に生まれた。東京の写真学校で学んだのち、正式な師のもとではなくおおむね独学でデザイン・写真を追い、1936年にデザイナー/イラストレーターとして独立して、公共の広報・宣伝の資料を制作した。1941年、海軍記念日の記念ポスターの公募で海防義会(海防義会)の賞を受け、これを機に、当時高く評価された数々の戦時の徴兵・貯蓄奨励・国民の士気を高めるポスターを制作した。戦前・戦時の仕事は、東京国立近代美術館や、そのポスターの仕事の回顧展「ポスターに描かれた昭和 髙橋春人の仕事」を開いた東京の昭和館(国立昭和記念館)などの機関の収蔵に保たれる。戦後も、公共・広報のポスターの指導的なデザイナーとして活動を続け、1949年に、東京の十人のポスター作家の公募で共同募金(のちの赤い羽根・共同募金)の運動の意匠に選ばれ、以後およそ三十年その運動のポスターを手がけた。1964年の東京パラリンピックの企画委員も務め、参加者募集のポスターなどの広報の視覚を作った。画歴を通じて、絵画・グラフィックデザイン・写真・著述・広報デザインの指導・批評・デザインの助言・漫画・絵本にわたる仕事を残し、広報デザインの技の後進の育成にも活動した。1998年に没した。
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