ARTIST
長谷川路可
1897 – 1967日本 出身日本 / イタリア / フランス
1850189419381982現在
■ 長谷川路可の生涯 1897–1967
長谷川路可(本名・龍三、1897–1967)は大正から昭和にかけて活動した日本画家・フレスコ画家で、近代日本におけるフレスコやモザイク壁画の技法の先駆者、また代表的なカトリックの宗教画家として名高い。1914年に暁星学園でカトリックの洗礼を受け(洗礼名ルカ、これが号『路可』の由来)、青年期の多くを藤沢・鵠沼で過ごして画家・岸田劉生らと交わり、のちに北海道のトラピスト修道院で出会った詩人・三木露風と生涯の友となった。1921〜22年頃に東京美術学校日本画科を卒業して渡仏し、パリのサロンに油彩を出品するかたわら、母校の依頼でヨーロッパの美術館が所蔵する中央アジアの仏教の石窟壁画を模写し、ロンドンやベルリンなどで約125点の原寸大の模写を制作した。この時期にフレスコの技法を修め、1927年に帰国した。以後、鵠沼を拠点に約10年、日本画や教会・劇場の壁画を手がけ、のちに旧国立競技場などの公共施設にフレスコ・モザイク壁画を寄せた。1951〜57年の7年をかけてローマ近郊チヴィタヴェッキアの教会に日本の殉教者を描くフレスコを制作し、1960年に菊池寛賞を受けた。1967年にローマで脳出血のため69歳で没した。
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