ArtNote/作家/野村千春
ARTIST

野村千春

1908 – 2000日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 野村千春の生涯 1908–2000

野村千春(旧姓・武井、1908–2000)は先駆的な女性洋画家。1908年に長野県諏訪郡平野村(現・岡谷市)の裕福な農家の次女として生まれた。1925年に平野高等女学校を出て、父の反対を押し切って上京した。1929年、21歳のとき画家・中川一政の内弟子となり、春陽会の研究所で学んだ。1931年に『花』が春陽会展に初入選し、以後毎年出品して、男性が多い春陽会で活動した数少ない女性の一人となった。1932年、児童文学作家・詩人の巽聖歌(童謡『たきび』の作詞者)と結婚し、東京・中野の上高田に住んで、一男一女を育てながら制作を続けた。1948年に岩手県沼宮内から東京へ戻り、日野市東大久保(のちの旭が丘)に定住して、生涯そこで暮らした。1970年に銀座の資生堂ギャラリーで個展を開き、以後各地で個展を重ね、ニューヨークのリバーサイド美術館でも作品が紹介された。1973年の夫の死後も旭が丘で制作を続け、日野の情景を描いた。2000年に日野で91歳で没した。

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