ArtNote/作家/谷角日娑春
ARTIST

谷角日娑春

1893 – 1971日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 谷角日娑春の生涯 1893–1971

谷角日娑春(本名・久治、1893–1971)は兵庫県の諸寄(現・新温泉町)に生まれた日本画家。小学校を出て、父の廻船業や漁業に携わりながら独学で絵を学んだ。20歳頃、浜坂近くに滞在していた画家・帯山(立脇)泰山に弟子入りし、その紹介で翌年、京都の菊池契月の画塾に入り、契月の弟子となった。1918年に第12回文展に初入選し、以後、帝展・新文展に出品を重ねた。大正期の初期作は、遊女や花柳界の女性を退廃的で憂いを帯びた趣で描いたもので、東京の吉原に一時暮らして女性の風俗を写生したと伝わる。1923年の関東大震災後に京都へ戻り、再び契月の指導のもとで、より洗練された新古典的な女性像へと向かい、帝展で注目された。1933年の帝展出品作『洛北の佳人』で特選を受けた。戦後は組織的な画壇からほぼ退き、1950年頃には大胆な変形と単純化した形・線・点による構成的な作風を編み出し、61年頃からは仏画へ向かった。1971年に京都で没した。

作品例

洛北の佳人
日本画

谷角日娑春から広がる系譜

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