ArtNote/作家/藤井外喜雄
ARTIST

藤井外喜雄

1901 – 1994日本 出身日本 / フランス
1850189419381982現在
■ 藤井外喜雄の生涯 1901–1994

藤井外喜雄(1901–1994)は洋画家。1901年、石川県能美郡寺井(現・能美市寺井)に生まれ、若くして名古屋へ移った。十七歳ごろ(1918年)に官の文展に作が初入選し、のちに二科会(二科展)にも出品した。1923年から1929年までフランスに学び、パリのコラロッシ・アカデミーで修行した。1925年に作がサロン・ドートンヌに入選し、戦間期に国外で活動する若い日本の画家として注目すべき成果を上げた。帰国後は東京にアトリエを構え、文展の後身の帝展に出品を続けた。太平洋戦争の末期に東京から郷里の寺井に疎開し、数年をそこで過ごしてから、のちに千葉県へ移って、以後も活動したとみられる。1994年に93歳で没した。以上——日本の作家の専門のオンラインの伝記の集成にまとめられる——を超える、相互に照合しうる独立の資料(美術館の収蔵記録・展覧会図録)は見いだせず、具体的な代表作の題名・師の名・出品での受賞は未確認である。とはいえ、その画歴は、1920年代にパリで学び、フランスのサロンと、日本の主要な官の展(文展・帝展)や二科会の双方に出品した日本の洋画家の世代に位置づけられる。

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