ArtNote/作家/福井勇
ARTIST

福井勇

1908 – 1988日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 福井勇の生涯 1908–1988

福井勇(1908–1988)は京都府綾部市生まれの洋画家で、霧のかかる亀岡盆地と京都を生涯の拠点とした。1928年に京都府師範学校を出て、京都で小学校・中学校の教員を務めながら絵に取り組んだ。1930年頃に京都市立の工芸学校の図画科で専門課程を修め、同じ頃から京都の関西美術院に通って、画家・黒田重太郎に学んだ。全関西展や二科展、京都市展に出品を重ね、初期の京展に出した『柿』『静物』などが京都市美術館に、『愛宕の裏』『冬の風景・柿』などが公立の館に収められた。戦後、戦前の二科会に対抗して1945年に興った公募団体・行動美術協会の絵画部の創立に参加して会員となり、以後、同会を主な発表の場とした。1968年、のちの京都精華大学に美術科が新設されると教授として加わり、のちに理事・名誉教授、関西美術院の理事も務めた。1983年に京都府文化功労賞を受けた。室内の構成に周囲の風景を組み合わせ、厳密な写実より装飾的な色と構成を好んだ静物画で知られた。1988年に京都・左京で80歳で没した。

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