ArtNote/作家/片岡脩
ARTIST

片岡脩

1932 – 1997日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 片岡脩の生涯 1932–1997

片岡脩(1932–1997)は広島生まれのグラフィックデザイナー。1945年、中学一年のとき、爆心地からおよそ800mの学校で広島の原爆に遭い、この体験がのちの制作の企ての核となった。グラフィックデザイナーとして働きながら、原爆の記憶と意味に向き合う、自ら発意した平和を主題とするポスターの連作で最もよく知られる。被爆四十年の1985年ごろから、目にした惨状を直接・字義どおりに描くのではなく、生の記録を超えて平和と愛への省察を喚び起こす像で伝えようと、「Heiwa Appeal(平和の訴え)」の題で100点のポスターを作ることを掲げた。この企てを十年余り続けたが、1997年に65歳で没するまでに、予定の100点のうち72点を完成させた。これらのポスター(紙にシルクスクリーン、各約103.0×72.8cm)の一組が、「片岡脩ポスターコレクション 平和の訴え」として広島美術館の収蔵に入った。1983年から亀倉雄策・福田繁雄ら著名なデザイナーに毎年の反核・平和のポスターを委嘱してきた、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の「ヒロシマ・アピールズ」のポスターの企てに連なって作が紹介され、2018年の「ヒロシマ・アピールズ」の回顧展などにも並んで展示された。これらの事実を超える、学歴・師・所属団体・出品歴の詳しい情報はアクセスできる資料では乏しく、本項は部分的な確認にとどめる。

作品例

平和の訴え
デザイン
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