ArtNote/作家/東京写真研究会
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東京写真研究会

日本 出身日本

東京写真研究会は個人ではなく、1907年に、先行の団体・友フツ社(ゆうふつしゃ)の後継として東京で興ったアマチュア写真家の団体である。創立の会員には、秋山轍輔・加藤精一・斎藤太郎・渡辺晋・小西六右衛門らが挙げられる。秋山(1880–1944)と加藤は1900年ごろから写真雑誌「写真月報」の編集にも携わり、新しい会はその愛好家の圏から育った。1910年から、会員と一般の公募に開かれた毎年の写真の展覧会「研展」を開き始め、以後数十年続き、2000年代半ばまで開かれた(第90回展は2005年)。会の活動は、写真のプリントを単なる記録ではなく美術の作として扱う絵画主義の姿勢・「芸術写真」の確立と普及に寄与したとされる。会の展に連なる、ゴム印画やそれに類する顔料の(油彩系の)印画の技によるプリントは日本各地に広く影響を与え、「研展風」と呼ばれた。初期の数十年に会とその展に連なる写真家に、野島康三・吉野真・安本恒陽ら、1910〜20年代の日本の芸術写真の展開の中心となった人々がいる。正確な解散の年は資料で裏づけられず、会員名簿・正式な創立の趣意・後年の沿革などの詳しい機関の記録は、英語・アクセスしやすい資料では薄い。

美術運動

芸術写真
明治〜昭和

絵画的な表現を志向したピクトリアリスムの写真

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