ArtNote/作家/有地好登
ARTIST

有地好登

1949 – 日本 出身日本
1876191419511989現在
■ 有地好登の生涯 1949–2026(存命)

有地好登(1949年生)は広島県府中市に生まれた版画家。1972年に日本大学の芸術学部を出て、山野辺義雄にリトグラフと銅版画を学んだ。四年生のとき池田満寿夫の作に触れ、銅版画の制作に本格的に取り組むようになった。のちに、イギリスのブラッドフォード美術デザイン大学(1976〜77年)に留学し、1986〜87年には文化庁の在外研修員としてアメリカのスミス・カレッジに滞在した。銅版(凹版)とリトグラフの石版の技を一つの作のなかで組み合わせ、それぞれの版のもたらす異なる視覚の質を生かすことで知られる。日本大学芸術学部で長く教え、教授となって2019年ごろの退官まで務めた。日本の版画の団体でも活動し、日本版画協会の理事(2008年から)、版画学会の会長(2014〜17年)を務め、のちに名誉会員となった。国際的にも、ブラジルの第1回カボフリオ国際版画ビエンナーレの審査員特別賞(1983年)、第8回イギリス国際版画ビエンナーレの買い上げ賞(1984年)、インドのバーラト・バワン国際版画ビエンナーレの佳作(1997年)、イタリアの第8回アクイ国際版画ビエンナーレの審査員特別賞(2007年)など、数多くの版画のビエンナーレ・トリエンナーレで評価された。以上の経歴を超える、具体的な代表作の題名や没年は資料で裏づけられず、没は記録されておらず近年まで活動していたとみられる。

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