ARTIST
斎藤寿一
1931 – 1992日本 出身日本 / フランス
1850189419381982現在
■ 斎藤寿一の生涯 1931–1992
斎藤寿一(1931–1992)は神奈川県川崎に生まれた版画家で、のちに同地にアトリエを構え、生涯の多くを過ごした。1958〜59年にパリへ渡り、同郷ならぬ同輩の版画家・浜口陽三の紹介で、英国の版画家スタンリー・ウィリアム・ヘイターが営む影響力の大きい銅版画の工房アトリエ17に加わり、凹版の技を学んだ。帰国後の1960年に初個展を開いた。1963年ごろには、青を基調とする抽象の銅版画の独自の作風を築き、「青の斎藤」と呼ばれた。版画のほか彫刻も学び、石・木で制作して、1972年の「立体絵画展」など立体の作も発表した。1971年から和光大学の人文学部で教え、同年に助教授、1976年に教授となって、川崎のアトリエで版画を作り続けた。作は国立美術館の系統の収蔵品データベースや三重県立美術館など日本の公立の収蔵にあり、川崎市市民ミュージアムで回顧展「斎藤寿一展 青・風・宙の版画」が開かれるなど、同市との強い縁を映す。1992年12月31日に没した。姓を同じくするはるかに名高い木版画家・斎藤清(1907–1997)と混同されることがあるが、技法の異なる別の作家である。
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