ArtNote/作家/常岡文亀
ARTIST

常岡文亀

1898 – 1979日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 常岡文亀の生涯 1898–1979

常岡文亀(1898–1979)は日本画家。人名事典によれば、1916年ごろ絵を志して上京し、はじめ岡田秋嶺・小泉勝爾に学んだ。1917年に東京美術学校(現・東京藝大)の日本画科に入り、在学中に第1回帝展(当時の名で中央美術展)に選ばれた。1922年に卒業して日本画家・結城素明に師事し、技量の高さで同門に知られた。1924年に母校の助教授(のちに教授)に任ぜられた。帝展の常連の出品者・受賞者で、第10回展(1925年)に「鶏頭」で、第14回展(1929年)に「棕櫚」で特選を受けた。1930年代半ばの帝展の改組後も同展に出品し、九霜会や新文展の圏でも活動した。西洋の写実を日本画に取り込んだ花鳥画を得意とし、ほかに「初夏の菜園」「カンナ」などの作が挙げられる。敦煌の石窟壁画の模本の仕事にも連なり、その例が東京藝術大学大学美術館など日本の美術館に所蔵される。作品は東京国立近代美術館(MOMAT)の収蔵品データベースに現れ、ときに競売にも出る。生地や後年の活動の細部は独立に照合しきれず、一部は暫定とすべきである。

作品例

鶏頭
棕櫚
日本画

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