ArtNote/作家/小本章
ARTIST

小本章

1935 – 2017日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 小本章の生涯 1935–2017

小本章(本名・小本正明)は1935年8月14日、東京・大森区(現・大田区)に生まれ、岐阜県関で育った美術家。2017年に没した。1958年に岐阜大学の美術工芸の課程を出て、1962年に東京教育大学(現・筑波大学)の構成デザインの大学院の研究課程を修めた。1971〜74年に岐阜教育大学(現・岐阜聖徳学園大学)で教え、1994年からは女子美術大学に教職を得て、長く美術教育に関わった。1960年代から絵画・版画・写真にわたって制作した。1980年代から国際的な注目を集め、スペインなどヨーロッパでの展覧会に招かれた。歩いた風景のなかに描いたカンヴァスや拾得物を置き、色と配置で作品と環境の対話を示唆する、場に根ざした屋外の作でとりわけ知られ、それらを写真や映像で記録し、制作の過程のパフォーマンスも残した。新潟県の越後妻有アートトリエンナーレ(2000年)にも参加した。作品は東京国立近代美術館(MOMAT)などに所蔵され、国立美術館の検索データベースに目録される。1996年に京都へ移った。後年の展覧会に、岐阜県の美濃加茂市民ミュージアムでの「坂井範一とその周辺の作家たち」(2003年)や個展「小本章展」(2004年)がある。具体的な受賞は入手できる資料では独立に確認できなかった。

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