ArtNote/作家/小川幸一
ARTIST

小川幸一

1950 – 日本 出身日本
1876191419511989現在
■ 小川幸一の生涯 1950–2026(存命)

小川幸一(1950年生)は福岡市生まれの版画家で、生涯の多くを同地を拠点とする。1974年に多摩美術大学を出た。はじめグラフィックデザインを学んだのち版画に転じ、福岡に戻って1976年ごろから専業の作家として活動を始めた。1977年に版画家のグループ「ゾディアック」に加わった。シルクスクリーン(セリグラフ)を専門とし、繊細な色のグラデーションと有機的で生命的な、しばしば球状の形を組み合わせた独自の技を築き、生命・植物・鉱物の生成をよく見つめて、個人的でどこか神秘的な想像へと濾し取る。1980年代前半に評価が広がり、1982年の現代日本美術展で佳作、1984年の日本エンバ美術大賞展で京都国立近代美術館賞を受けた。1991年、スロベニアの第19回リュブリャナ国際版画ビエンナーレで美術館買い上げ賞(購入賞)を受けて国際的な評価を高めた。2007年には福岡市文化賞を受けた。作品は福岡県立美術館・三重県立美術館などに所蔵され、溝江美術画廊(福岡・東京)などの商業画廊で2020年代まで発表を続け、2025年にも同画廊で個展が記録され、なお活動しているとみられる。没年は見あたらず、2020年代半ばの時点で存命とみられる。

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