ArtNote/作家/小山保家
ARTIST

小山保家

1903 – 1992日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 小山保家の生涯 1903–1992

小山保家(1903–1992)は木版染で知られる染織の作家。木版染は、彫った木の版をくり返し押し当てて着物地に染めの文様を出す技である。確認できる伝記は、作品を収蔵し生没年を1903〜1992年とする国立工芸館(旧・東京国立近代美術館工芸館)の記録に限られる。同館の収蔵記録は、遠い山の眺めを一つの木版染の文様のくり返しで表し、比較的単純な工程で際立った写実を得たとされる訪問着「山」や、木版染の絹の着物(英語で「Scenic Beauty」と呼ばれ、1981年ごろの作)などを彼に帰し、少なくとも1980年代初めまで活動したことを示す。これ以上の、生地・師・所属(日本工芸会の会員か、日展の出品歴など)・人間国宝の認定・具体的な受賞を裏づける確かな資料は、この調査では見あたらず、重要無形文化財の保持者や日本伝統工芸展の受賞者の標準的な資料にもこの名の一致は返らなかった。名の稀少さと工芸の具体性から、はるかに詳しく記録された別人で読みの近い洋画家・小山敬三(1897–1987)とは混同すべきでない。

作品例

染織
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