ArtNote/作家/堺時雄
ARTIST

堺時雄

1898 – 1991日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 堺時雄の生涯 1898–1991

堺時雄(1898–1991)は新潟県で活動した写真家で、明治から昭和初期にかけて日本で盛んだったピクトリアリスムの「芸術写真」への貢献で知られる。1898年、先駆的な営業写真家・金井弥一の三男に生まれた。父・弥一は1879年から東京・九段坂の鈴木写真館で学び、鹿鳴館時代の板垣退助らを撮り、1888年に新潟市で金井写真館を興して、1900年のパリ、1904年のセントルイスの万国博覧会に出品した人物である。時雄は1913年に堺家の養子となり同姓を名乗った。もとは絵画に関心があったが写真を勧められ、東京美術学校に置かれた短命の写真の課程に入って1922年ごろ卒業した。新潟に戻って父の写真館で働き、1938年からは新潟市の西堀通で堺写真館を営みつつ、地元で注目されるピクトリアリスムの「芸術写真」を作り続けた。アジア太平洋戦争ではサイゴン・タイ・ビルマに従軍し、1946年に帰国して制作を再開した。新潟県立万代島美術館の2005年の展覧会「新潟の写真家七人」に、浜谷浩らとともに取り上げられるなど、没後に再評価された。地域の美術館での紹介を超える出品歴・受賞・作品名は記録が薄い。

美術運動

芸術写真
明治〜昭和初期

絵画的な表現を志向したピクトリアリスムの写真

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