ArtNote/作家/名嘉地千鶴子
ARTIST

名嘉地千鶴子

1925 – 2022日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 名嘉地千鶴子の生涯 1925–2022

名嘉地千鶴子(1925–2022)は佐賀県生まれ(大正14)の彫刻家。のちに文化勲章を受けた彫刻家・澤田政廣(1894–1988)に学び、日本最大の官展系公募展・日展を中心に経歴を築いて、彫刻部門の会員となった。日本彫刻会が組織する日彫展の運営委員も務めた。木彫・石彫・陶彫・ブロンズと、彫刻の媒体を異例なほど幅広く手がけ、エッチングの版画も制作した。人体や家族の情愛を主題とする具象の作は、ほとんど神秘的な生命感と優しさを併せもつと評された。木彫「睦家の肖像」(1977年)は昭和52年の第9回日展で特選を受け、翌昭和53年(1978年)にもう一度特選を受けたとされ、1970年代後半の日展彫刻部の受賞者に数えられる。1980年(昭和55)から千葉県茂原市に住み、晩年まで活動した。市内の公共の場に六点の彫刻が常設され、茂原市が回顧展「彫刻家 名嘉地千鶴子 愛の作品展」を開いた。2022年8月10日に没した。中核の事実は茂原市の公的資料が裏づけるが、市の伝記の記述を超える学術・美術館での裏づけは得られず、1978年の受賞など一部は二次的な集約に依る。

作品例

睦家の肖像
彫刻

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