ArtNote/作家/信田洋
ARTIST

信田洋

Shida Hiroshi (Nobuta Yō)
1902 – 1990日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 信田洋の生涯 1902–1990

信田洋(1902–1990)は昭和期の東京で活動した金工家(彫金)。1902年に東京・日本橋に生まれた。15歳頃に東京市立工芸学校へ入り、のち東京美術学校で金工の名匠・北原千鹿に彫金の技を学んだ。在学中、北原を中心に集まった山脇洋二ら若い工人とともに金工の集団・工人社の結成に加わった。1928年に東京美術学校彫金科を卒業した。二年後の1930年、工芸部が設けられてまもない第11回帝展に、彫金の透彫の箱でデビューした。以後、彫金や透かしの技法による器・箱・花瓶を帝展とその後継の展覧会に1930年代を通じて出品し、1934年の第15回帝展では蒸発式の湯沸瓶で特選を受けた。作品は、アートプラットフォームジャパンの収蔵データベースに載る作や、東京藝術大学の工芸の館に参照される作など、日本の公的な収蔵に残る。1990年に没したと伝わる。帝展期以降の後年の画歴や没の事情などは資料が薄く、専門の金工史の資料による確認が望まれる。

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