ARTIST
井原康雄
1932 – 2010日本 出身日本 / アメリカ
1850189419381982現在
■ 井原康雄の生涯 1932–2010
井原康雄(1932–2010)は大阪生まれの画家。関西学院大学の学生時代に絵を描き始め、1954年頃から62年にかけて、関西を拠点とする行動展に構成的で抽象傾向の作を繰り返し出品し、関西の有望な若手として知られた。1962年、森口宏一・完戸貞夫・木梨アイネ・中西康雄・坂本正也ら関西の若い作家とともに、現代抽象美術のグループ『テンポ』を興したが、第4回展の後に解散した。テンポの解散後、1963年に日本を離れてニューヨークへ移り、以後の画歴の拠点をアメリカに移した。ニューヨークでは絵画とともにパフォーマンス的な仕事も試みたが、やがて絵画という媒体に疑いを抱いて一時これを離れ、舞台・美術(セットデザイン)を生計の主な手立てとしながらアメリカにとどまった。1970〜80年代には、印刷した文字や葉をラテックスやゴムで繰り返し転写した作や、写真の像をアクリル系のパテの面に転写した作など、型破りな転写の技法による制作に戻った。アメリカでの後年の画歴や展歴、受賞などの資料は乏しい。京都国立近代美術館が伝記の記述を残す。2010年に没した。
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