ARTIST
九名会
日本 出身日本
九名会は個人ではなく、1922年に、京都の画商・福村商運堂の後援のもとで結成された京都の画家のグループ。京都日本画壇の重鎮である菊池契月・西山翠嶂・西村五雲の三人が、次代の京都画壇を担いうると見込んだ若い画家9名を選んだ。会員は、伊藤草白、堂本印象、砥綿望詳、岡本神草、中村大三郎、宇田荻邨、山口華楊、福田平八郎、稲垣仲静と記録される。福村商運堂の後援で展覧会や研究会を重ね、1924年5月頃までに展覧会は第7回に達したとされ、会員の作を集めた画集『九名会作画集』も刊行された。会員の一人・稲垣仲静は第1・2回展に出品したのち、腸チフスにより1923年に若くして没した。1922年と1923年は、この会の結成と一会員の死の年で、一人の生没年ではない。堂本印象・福田平八郎・宇田荻邨・山口華楊ら会員の多くが、のちに文展・帝展や日本芸術院に連なる、二十世紀の京都日本画の主要な画家となった。
九名会から広がる系譜
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