ArtNote/作家/上出喜山, 三代
ARTIST

上出喜山, 三代

1898 – 1972日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 上出喜山, 三代の生涯 1898–1972

三代上出喜山(本名・良義、1898年生まれ)は、石川県加賀の九谷焼の伝統に立つ陶芸家。石川県江沼郡勅使村(現・加賀市栄谷町)に生まれた。1841年に初代・上出喜四郎が興し、代々陶画・装飾を専門としてきた上出家の工房の生まれで、幼くして父に、10歳頃からは叔父・上出三四郎に陶技を学んだ。1916年、京都・清水の道八窯に入って本格的な陶磁製作の修業をした。加賀の家業に戻ったのち、九谷焼の名手・足立塗仙とその助手・永田江太治に意匠と装飾の技を学んだ。独立して当初は瑞山と号し、のちに家名の喜山(三代)を継いだ。西洋式の窯を築き、新作を並べた『喜山窯』展でその門出を披露した。装飾皿『更紗小紋』が外務省に買い上げられて以降、出品作の多くが宮内省や外務省に納められ、外国の賓客への贈答にも用いられたという。1972年に没したと伝わるが、この没年や受賞の詳細は画商・売立の要約以外では裏づけが取りにくく、注意を要する。

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